他人の約束を破られたことはありませんか?
「何回言ったら分かるんだ」と、
ブチギレたことがある人も少なくないのでは?
仕事の約束にとどまらず、
パートナーとの約束、友達との約束などなど。
これで厄介なのは、
約束を破った相手(大体が約束を忘れた相手だが…)
その相手が、
約束を破ってやろうと、故意にやっているのではないこと。
何でこうも簡単に約束が破られてしまうのでしょうか?
理由は簡単❗️
あなたの「約束の仕方」が悪いのです。
なので、
ちょっとした工夫で、
相手があなたとの約束を守ってくれるようになります。
それは、
相手にやって欲しい行動をできる限り細分化し、その最初の行動だけ約束をするのです。
例えば、毎日遅刻してくる部下がいるとします。
部下に毎日、「遅刻するな❗️」と、口をすっぱくして言っています。
しかし、
言われた直後は、守るのですが、
数日経つと、また遅刻をし始めたとします。
この場合、
部下と、遅刻をしないために、
「いつまでに起きて、いつまでに準備をし、
いつまでに家を出ればいいか」、
行動をできる限り、細分化し、タイムスケジュールを検討するのです。
そして、
最初の行動、
この場合で言えば、朝起きる時間について約束をするのです。
そうすれば、
約束を守ってくれる可能性が飛躍的に高まります。
「本当にそう❓」と、
思われるかもしれませんが、
これには、次のような理由があります。
人間は、選択肢が多くなりすぎると、選択に手間がかかってしまい、最終的な意思決定が下しにくくなるという性質があります。
お願いが抽象的であると、
相手方は、お願いを果たす選択肢を色々と考えてしまい、
選択に手間がかかり、
最終的な意思決定を後回しにし、
結果として約束を忘れてしまうのです。
お願いというのは、
具体的なようでも、
相手方にとっては抽象的になりがちです。
というのも、
お願いする方にとっては、
そのお願いが当たり前のことが多いからです。
「遅刻をするな❗️」という、お願いも、
遅刻なんてしない人がするお願いなので、
遅刻する側の考えなんて、普通考えていないですよね。
このようにお願いする方は、
「当然でしょ❗️」と、思っていても、
具体的に行動を細分化し、最初の行動を示す必要があります。
そうすれば、
あとは(相手方が悪意がなく、また、とんでもなくめんどくさがり屋でない限り)自動的に行動が進んでいくでしょう。
ちなみに、
これは自分との約束にも応用できます。
「英会話を勉強したいなぁ」、「筋トレをするぞ❗️」
など、目標を決めたけど、なかなか続かない人も多いでしょう。
この場合にも、
例えば、筋トレをすることについて、
できる限り細分化し、
最初の行動、
例えば、会社から帰ったら、筋トレ用のマットを引くで会ったり、
トレーニングウェアを必ず着るなど、
を決まり事にすれば、
そのあとは自動的に筋トレができている
という可能性が高まることでしょう。
色々と応用して、
人間関係がスムーズになればいいなぁ。