チーズはどこに消えた? あの大ベストセラーを今更読んでみよう!勝手に要約版

    

     

登場人物は、ネズミのAとBのペアと小人CとDのペアです。

     

彼らはチーズを探すために、毎日迷路の中を一生懸命探し回っていました。

    

そんなある日、

とあるチーズステイションで山のようなチーズを見つけます。

彼らは、毎日、ここでチーズを食べようと、

毎日たらふくチーズを食べていました。

     

長い間、快適で優雅な暮らしが続きましたが、

だんだんとチーズの量が減っていきました。

     

そして、

ついにチーズが

底をついてしまったのです。

     

そこで、

ネズミのペアは、もう一度、違うチーズステイションを探すため、

迷路に旅立ちます。

      

それに対して、

小人のペアは、チーズがなくなったことにパニック状態となり、

挙句に、

「チーズはどこへ消えたんだ!」と怒り始めました。

そして、今後どうしたらいいのか、途方に暮れた結果、

2人の出した答えは、

現状維持!

    

      

いずれチーズは戻ってくると、その場に残ることを決めました。

      

しかし、当然ではありますが、

待てど暮らせど、チーズが戻ってくることはありません。

      

日が経つに連れ、2人とも焦りが募ります。

      

そんな中、小人Cがついに再び迷路に出ることを決めるのです。

     

     

行動しなければ、

チーズに辿り着くことはできない

ことに気づいたのです。

     

      

しかし、

小人Dは言います。

「再び迷路に旅立つとして、

チーズが見つからなかったらどうするの?

迷路は危険が多いし、

ここに残っていた方がいいのではないか?」と。

      

     

これに対し、

小人Cは、

「チーズが戻ってこなければ、いずれ餓死してしまう。

人生は進んでいくものだ。

自分たちも進まなければいけない。」と。

     

そう言い残し、小人Cは1人で迷路に旅立つのです。

     

ここで、小人Cは、学びます。

「変化を止めると、

待っているのは破滅だけ。

生き残るためには、

自分が変わるしかない。」と。

     

      

しかし、そんな小人Cに、大きな壁が立ちはだかります。

それは、「恐怖」です。

     

一歩迷路に出ると、そこは前の迷路と違い、暗く入り組んでいるのです。

     

小人Cは、危険を感じ、恐怖でその場に止まってしまうのである。

     

しかし、小人Cは、深呼吸をし、

落ち着いて、この状況を客観的に見ようとしたのです。

     

「自分は、恐怖のせいで、結果が悪い方になると、

思い込んでいるんだ。

もし、恐怖がなかったとしたら自分はどうするだろう?」と。

      

      

そして、小人Cは、冷静さをとりもどし、前進することを決意するのである。

     

そして、一歩踏み出した瞬間、

自分が笑みを浮かべていることに気づくのでした。

心を満たす何かを感じていたのです。

「でも、どうしてこんなに心が満たされるのだろう?チーズもないのに。」と、

小人Cは思います。

       

しかし、しばらくしてその理由が分かったのです。

そして、教訓として、自分の心に刻むのでした。

        

恐怖を乗り越えると

楽な気持ちになる。

一番怖いのは、

何が起こるのか想像している時。

そして、行動さえ起こせば、

そこには何もないことが

分かるのだ。

    

    

そのことが分かった小人Cは、足取り軽く迷路を進むのであった。

      

しばらくすると、

小人Cは、新たなチーズステイションを見つけました。

      

しかし、

中に入ってみると、中身は空っぽ。

誰かが食べ尽くした後でした。

      

この時、小人Cは、新たな教訓を得るのです。

      

古いチーズに見切りをつければ、

それだけ早く新しいチーズが

見つかる。

      

この時、小人Cは、

過去にとらわれず、

現在に

集中するようになっていました。

    

なので、「もっと早く迷路に出ていれば」と、

後悔することなく、

迷路に旅立つことにしたのでした。

       

さらに、スピードを上げて、どんどん迷路を進んでいく小人C。

     

ついに、その時がおとずれるのであった。

目の前に新たなチーズステイションを見つけたのであった。

       

そこには、

今までに見たこともないような美味しそうなチーズが山のようにあったのです。

      

そして、そこには、

最初のチーズステイションで一緒だったネズミのAとBのペアが

美味しそうにチーズを食べている姿があった。

    

小人Cは、ネズミのもとに駆け寄ります。

そして、ネズミに向かってこう言ったのです。

       

「変化を受け入れることが全てだ」と。

    

     

     

チーズは、いつも恐怖の先にあるものです。

恐怖を乗り越えチーズを手に入れましょう。

     

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