「夢をかなえるゾウ」を読んでみた! とりあえず、行動しよう!

   

        

普通の会社員の「僕」が主人公

   

日々、自分を変えたいたいと思いながらも、

いつも何も変えられず、自信を失い続けていた。

   

    

そんな「僕」のもとへ、

うさん臭いゾウの頭の神様、ガネーシャが現れた。

     

ガネーシャ曰く、

歴史上の偉人という偉人は、自分が育てたとのこと。

もし、「僕」が望み、契約するならば、

「僕」を成功へ導いてくれるという。

   

     

契約とは、次のようなことだ。

   

ガネーシャの出す課題を必ず実行すること。

そうしなければ、

自分の将来に対する「希望」をごっそりとられてしまい、

それは別の人に渡されてしまう。

       

自分に嫌気がさしていた「僕」は、

この契約に賭けてみることにした。

   

     

課題は毎日ひとつ出され、

どれも難しいものではなく、

一日でできるものになっている。

     

    

けれど、

どれも偉大な人たちが実践してきたことであり、

人生を変えるほどの効果をもたらすものだ。

     

大切なことは、「とにかくきちんと実行すること」だ。

    

     

        

ひとつうえのおいしさ+

    

      

       

ガネーシャからの課題

     

1 靴を磨く

こうして、「僕」のチャレンジが始まった。

      

まず、ガネーシャは、「僕」を玄関へ連れていき、

「靴、みがけ!」

と言う、

    

ふだん「僕」が会社へ行くときに履く黒い革靴は、

泥や砂で汚れ、形はデコボコになっていた。

      

こんなことが

「教えなのか!」

という「僕」に、

ガネーシャは、面倒くさそうに説明しだした。

    

     

メジャーリーグで活躍するイチロー選手は、

小さなころから、他の選手が帰ってもグラブをみがいていた。

「神聖な商売道具を粗末に扱うことは考えられない」

と言って。

     

イチローの今の地位は、そういう仕事に対する姿勢があってこそなのだ。

     

「僕」にとっての商売道具は、

働く一日をずっと支えてくれている靴なのだ。

そういう、自分を支えてくれるものを大切にしてこそ、

成功へ近づくのだという。

   

     

「僕」は、そんなことをして意味があるのかと、言い返した。

    

   

しかし、

「僕」のその態度こそ、

「自分の考え方にしがみついている」ことであり、

「成功しないための一番重要な要素」なのだ、

と指摘され、

しぶしぶ靴をみがくことにする。

   

       

「僕」は、靴みがきは案外気持ちがよいことに気づくのである。

   

     

    

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2 コンビニでお釣りを募金する

靴みがきはいいが、

しかし、

こんなことで本当に変われるのかという気持ちが消せない「僕」

   

     

もっと「秘訣っぽいこと」を教えろとガネーシャに迫る。

    

   

すると、

そういうのが知りたいなら、

自分で買ったビジネス書を読め、

それに、

それは楽して成功したいという甘えの裏返しだ、

と言われてしまう。

      

「今日は、『募金にしよう!』」

というのが、新たなガネーシャの教えである。

     

      

スタンダード・オイル社を作った石油王、ジョン・ロックフェラーが、

ずっと欠かさず行っていた習慣が、寄付だ。

     

大してお金をもうけていなかった若いころから、

ロックフェラーは、収入の一割を寄付し続けていた。

       

この習慣は、優秀な人材を多数輩出している

ユダヤ人律法書にも記されている。

「汝の収入の10パーセントを分け与えよ」

というのがその言葉だ。

       

「寄付の習慣は、世界的にもスタンダードだ。

スタンダード・オイル社だけに」と。

  

    

ダジャレかますガネーシャを無視し、

「なぜ寄付が成功に結びつくのかわからない」、

と素朴な疑問をぶつける「僕」

   

ガネーシャは、

お金というものは、

人を喜ばせたぶんだけもらえる。

だから、

金持ちに「なる」人は、

人を喜ばせたいと思う人なのだ。

      

金持ちに「なりたい」人は、

自分を喜ばせたくて欲ばかりが出てしまう。

だから、

金持ちになりたければ、

人を喜ばせたいと思う気持ちを、

素直に大きくしていくことが大事だという。

   

     

ひとまず、「僕」は、近くのコンビニで、100円を募金箱に入れた。

   

    

今度から、自分の100円が人を幸せにしている、素晴らしいことだ、

と意識して募金すること、とガネーシャは言った。

      

   

     

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3 その日頑張れた自分をほめる

ガネーシャは、「今まで出した課題を意識しているか?」と言いだした。

   

「僕」は、自分にしては頑張れていると確認する。

    

ガネーシャは、

こうして自分が頑張れているか確認するのはとても大事なのだと語る。

人間は、楽しいことややりたいことしかできない。

だからこそ、

「成長したり頑張ることは楽しい」

と自分に教えていかねばならないのだという。

    

      

マンガ家の手塚治虫は、

死の間際、病院のベッドの上でも、漫画を描いていた。

しかしこれは、

努力してやっていたことでなくて、

やりたいからやっていたのではないだろうか、とガネーシャは言う。

     

      

やりたいことをやる、

というのは、難しいことではない。

       

ただ、

努力そのものを目的にしてしまっては、

その努力は続かない。

やりたいことをやる状態で、自分を動かすのだ。

       

        

頑張れなかったことを探して自分を責めるのでなく、

逆にホメることで、

「頑張ったり成長したりすることは楽しい」

と自分にインプットするのだ。

      

       

だからこそ、

毎日、一日の終わりには、

自分が頑張れたことを思い出して、

自分はよくやった、とホメてやることが大切なのだ。

    

  

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4 身近で一番大切な人をよろこばせる

ある日のこと。

「僕」は、ガネーシャにせがまれ、

ガネーシャとその友達を遊園地に連れていく。

激しいアトラクションに大はしゃぎし、

お化け屋敷でお化けを逆に驚かせて喜ぶ彼らに連れまわされ、

「僕」は疲弊した。

   

     

帰りがけに、今日の課題を問うと、

ガネーシャは、もう終わった、と言う。

   

     

課題は、

「身近で一番大事な人を喜ばせること」

だった。

     

     

人間は、どうでもいい人には気を遣うのに、

一番お世話になっている人や一番自分を好きでいてくれる人をぞんざいに扱ってしまう。

     

    

たとえば、親や親友や先輩。

また、自分をひいきにしてくれるお客さんよりも、

うるさいクレーマーを優先してしまうこともある。

      

会社の上司は、

できる社員はほうっておいて、

できない社員にばかりかまってしまったりする。

     

    

コカ・コーラの社長を16年間務めたロベルト・ゴイズエタは、

毎日、コカ・コーラの大株主ウォーレン・バフェットに電話をした。

    

会社にとって一番大事な人を、一番大事にしたわけだ。

ウォーレン・バフェットは、

コカ・コーラの業績がどんなに下がっても支援をやめなかったという。

     

    

「僕」は、ガネーシャの言葉を思い出しつつ、

僕にとって一番大事な人はガネーシャということになっているが、

それでいいのか?

と深い疑問を抱きつつ家路につくのであった。

      

    

    

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最後の課題

    

経験し、行動する

ガネーシャの課題を通して、

「僕」は、だんだん変わってきてたと、自分自身でも感じ始めていた。

      

仕事のことやお金のことを少しずつつかめてきた。

    

      

お金を得るためには、

自分が楽しいと思うことで、

人を喜ばせることが大切なのだということもわかってきた。

   

     

しかし、ガネーシャは、ためらいながら、

「おまえは、このままやと変われないと思う。」

と切り出す。

     

     

今の「僕」は、未来に対して期待している。

けれど、

期待しているかぎりだと、

現実を変えることはできないというのだ。

     

      

期待をするが、

「そんなに簡単に物事がうまくいかない」

という現実にぶちあたるとき、

人は夢を失くす。

     

     

そう告げるガネーシャの体は、

もうあまり「僕」のそばにはいられないことを示すかのように、

薄く消えかかっていた。

    

    

それでも、と教えを乞う「僕」に、ガネーシャは伝える。

    

     

自分が変われるのは、

行動して、経験した時だけだ。

    

     

ただ座って、

ガネーシャの言うことを聞いていても、

現実は何も変わらない。

   

      

知識を吸収しただけでは人間は変われない。

人間が変われるのは、実際に何かした時だけだ。

     

    

だからこそ、

これから出す課題は、

今後の人生において自分の一部となるまで

実行しつづけなければいけない。

      

    

ガネーシャは、

自分の今まだ出してきた課題、それについての教えは、

過去の成功法則書に書いてあると言う。

    

    

どうすれば人が成功できるか、

という法則は既に明らかになっているのだ。

    

     

世の中にこれだけの成功法則書があるのにもかかわらず、

ほとんどの人が成功しないのは、

人がそれらを読んでも何もしないからだ。

「教え」そのものには、人を変えるだけの力はない。

人が変わるには、その人自身の行動が必要なのだ。

    

       

考えるな、体感せよ

早起きした「僕」は、

出勤前に靴磨きをした。

最初に言われてやったっきり、そんままだ、と感じながら。

    

    

やはり、ガネーシャの言うとおり、

自然な状態で、

教えを習慣のように実行することは難しいものだと実感していた。

    

      

そんな「僕」に、ガネーシャは問う。

「おまえの『やりたいこと』って何?」

    

     

「僕」には、わからなかった。

   

      

ガネーシャは、

「僕」が、やりたいことを見つけるために、

一番やってはいけない方法をとっているという。

    

        

それは、「考える」ということだ。

    

      

本当にやりたいことに出会ったときには、

「ああ、これこれ」と全身でわかる。

やりたいことを見つけるための方法は一つだけ、

「体感」することだ。

           

やりたいことがわからないという人のほとんどは、

何もやっていない人なのだ。

    

それでも「僕」は、

何から手をつけたらいいのかわからない、という。

    

     

ガネーシャは、

「やらずに後悔していること」を今日からやるのだ、

と言った。

    

       

ほとんどの人間は、後悔したまま死んでいく。

でも、「僕」はそうはなりたくない、と思った。

      

途中でやめてしまったビジネスの勉強、

好きな子に告白できなかったこと、

などなど。

「僕」はあらゆる後悔を思い出してみることにした。

   

      

そして、一番の後悔、

考えまいとしている後悔は、

今の仕事ではなく、

違う仕事に就きたかったことだと気がついた。

   

       

収入や企業のネームバリューで今の仕事を選んだが、

本当は、そのことを後悔していた。

    

        

そのことに気づいたとき、ガネーシャの姿はなかった。

    

      

「僕」は、

本当に就きたかった仕事に向けて、

勉強を始めるのである、

ガネーシャからの「教え」を習慣的に行いながら…

      

    

  

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