ゴルディロックス効果
商品に関する情報が少なく、価格帯の選択肢が3つになると中間のものを選びやすいという購買心理の法則
私たちは、何かを決めるときに、
価格の選択肢が2つしかなく、参考となる情報が少ない場合、
安い方を選ぶ傾向にあるという。
ところが、選択肢が3つになると、途端に行動がガラリと変わり、
中間の選択肢に強く惹きつけられてしまう。
これが、ゴルディロックス効果である。
さらに、
価格の差の比率が
「A:B:C=6:4:3」で、
選択肢の順番が
「高価なA、安いC、本命のB」
となっていたら、
その効果は絶大らしい。
私たちは極端な選択肢を避けるという本能があるらしいのだ。
この手法は、様々な業界で使われているらしく、
もし、何か高価な買い物を検討していて、
「何となく真ん中の選択肢いいなぁ」と思ったら、
価格帯をチェックし、
上記のような比率になっていないか、
今一度冷静に判断したいものです。
逆に、仕事において、
上司に何か通したい案がある場合、
本命案Bのほかに、
効果は絶大だが費用面などでムチャな案A、
やっつけ仕事で作成したやっつけ案C
を一緒に提出すると効果的かもしれませんね。
ただ、AやCを選ばれたら…