社会人になると、フリーランスにでもならない限り、
人付き合いは、避けては通れない。
みんなと仲良くできればいいのだけれど、
色々な人がいる中で、嫌いな人は必ずいる。
自分の選択で、避けることができればいいのだが、
そうもいってはいられない。
コミュニケーションを取らざるをえない状況がある。
例えば、上司だったり、同僚だったり。
このことにより、日々悩んだり、モヤモヤしている人がいるだろう。
この状況について、皆さんは、どうやったら
人間関係よりよくなるだろうか?
と、色々と主体的に行動されていることだろう。
その結果、
皆さんの人間関係は改善されているだろうか?
例えば、高圧的な態度を取る人に、
下から丁寧な物言いで、話しかけたり、
先回りして行動し、その人の気分を害さないように接したり。
これにより、少しは人間関係が円滑になったかもしれませんが、
劇的に改善できました!ということは、まずないだろう。
まず、大前提として、相性が悪い人との人間関係の解決に、
これさえやれば、大丈夫という、攻略法はないということ。
ただ、やるべきことはある。
それは、
自分で解決しようとせずに、
第三者に解決してもらうこと
です!
なぜ、自分で解決してはいけないのだろう。
理由は、2つある。
1 自分を客観視することが難しい。
嫌いな相手に対峙するとき、
なんでこの人はこうなんだ。自分は折れてあげているのに。
と、相手をとりあえず悪者として、スタートしている。
前提として自分は正しいというスタンスでいる。
しかし、人の性格に、絶対的な正解はないのである。
例えば、こちらが挨拶をしているのに、挨拶をしない人がいるとしよう。
この場合、挨拶をしない人は絶対的に悪いのだろうか。
一般的に見て悪いとも思えるが、挨拶をする時間がもったいないと
いうスタンスだけかしれないし、それがその人の生き様であり、
個性であるともいえる。
にもかかわらず、自分は正しいとのスタンスで、
嫌いな相手に接しても、いつまで経っても問題解決に至ることはない。
人間関係を改善する際には、相手が悪い、
悪くないではなく、
「自分が何を実現したいのか」を意識して、
自分を客観的にみる必要がある。
2 相手に納得感を持ってもらえる。
自分でなんとかしようと、相手に意見をしたとして、
その相手がすんなり受け入れることはまずないだろう、
むしろ、自分の方が正しいと、余計に関係がこじれる可能性すらある。
相手の非を認めさせようとすると、相手はどうしても「お前が悪い」
と、いわれているように、思ってしまうのである。
ただ、相手としても、完全に自分が正しいと思っているわけではない。
相手方の意見に対して、引くに引けなくなっている部分もある。
なので、
自分で意見するのではなく、第三者を交えることで、
お互いがフェアな関係で、話し合う方が、
お互いに納得しながら相手の話を聞くことができるし、
自分の言動を見直すキッカケにもなるだろう。
よくドラマなどで、直接言いたいことを言い合って、
わだかまりがとける、というような場面が描かれるが、
そんなことはまずない。
なので、嫌いな相手との人間関係を改善するための
アプローチとしては、
第三者を交えて話をすることである。
この場合の第三者は、
どちらかに肩入れする人であってはいけない。
ちゃんと、お互い意見を評価を入れることなく事実として
捉えれること。
また、人間関係を改善する上で、どちらかだけが直せば良いということは、
まずない。
なので、双方に同じくらい問題があって、お互いが言動を改める
といった、提案をすること。
が必要となる。
このような第三者を見つけて、人間関係の改善に取り組もう。