選挙離れ? 投票率を上げるには?
若者の選挙離れが、色々と言われている。
せっかく、18歳まで引き下げたのに、投票率が上がらない。
若年層は、選挙には行かない。など
これについて、どうやったら投票率が上がるかは、
またの機会に検討してみたいと思います。
今回は、よく、若年層に対して、
「とりあえず、選挙に行くことからはじめみよう。」
みたいなことがよく言われる。
「何でもいいから、書いてみよう。」
みたいなことが。
本当は、ちゃんと考えて欲しいが、これはこれでありかもしれない。
ただ、「投票したい人がいない」「今の政治にノーを言いたい」
などの意見に対し、
「そういう場合は、何も書かなくてもいい」「それでは、棄権するしかない」
と言っている人がいる。
「白票も現状にノーという立派な意思表示である」「意中の候補者がいなければ堂々と棄権しなさい」
などである。
こういう意見を言う人は、白票や棄権の意味が分かっているのだろうか。
白票や棄権は、有力候補者を支持することを意味している。
北欧などでは、
選挙において、有力候補者を支持する場合は、次の3つの方法があります。
1 有力候補者の名前を書いて投票する。
2 白票で投票する。
3 棄権する。
のどれかです。
その逆、有力候補者を支持しないのであれば、他の候補者の名前を書くしかない。
と、子どもたちに教えるそうです。
したがって、白票や棄権は、結果として、有力候補者に投票することと全く同じ結果となってしまう。
なので、白票や棄権は、有力候補者にノーを突きつけるどころか、
有力候補者にとってメリットしかない。
政治家の意図を汲み取ろう
ある政治家は、
「選挙に興味のない人は、家で寝てくれればいい」
などの発言もある。
なので、白票や棄権を推奨する人は、
有力候補者を支持することを理解しているのであれば、
ずる賢くはあるが、理解はできる。
教えられる方はたまったものではないが。
しかし、何もわからず、白票や棄権を推奨する人は、
悪でしかない。
だまって、じっとして欲しい。
とりあえず、意味を理解して、投票率を上げる努力をして欲しい。