承認欲求を取り入れる?
働き方改革の取組について、ルールで縛り付ける方法にも一定の効果はあると思われる。
しかし、ルールで縛り付けるだけでは、反発を生みやすい。
少しでもルールに不具合があれば、
前の方が良かった、以前より残業増えてしまった、
ルールを盾にされ、働きづらくなってしまった、など
ルールは強制ではないと、実行性が担保できないので、
仕方がないことだが、
それにより、働き方が逆行してしまっては、本末転倒である。
では、どうするか?
それは、取組に社員の「承認要求」に答えれるものを取り入れることである。
一般社員階層の労働者に対して、アンケートを行ったところ、
仕事にやりがいを感じる時は?
という質問に対し、圧倒的に多かったのが、
自分の仕事が意味あるもので、他人からそのことについて評価された時、
というものである。
話が変わるが、人を潰そうと思ったら、意地悪や邪魔をするより、
干渉しないこが、一番こたえるそうだ。
もし、やめさせたい社員がいる場合は、仕事をたくさん振って、追い詰めたり、
単純に、嫌がらせをするよりは、
話しかけられても無視する、こちらからは一切干渉しない、
といったことをすれば、一発らしい。
このように、人は、他者からの干渉なしには生きていけない。
なので、仕事においても、社員の承認要求に答えれる仕組みを作れれば、
ルールなどで縛らなくとも、社員が自分で改善を行っていき、
自然と働き方改革ができていくのではないだろうか。