シャチハタは、法的拘束力やお互いの利害が発生する契約では押せないとされてる。
その理由はなんだろう。
一般的には、
●大量生産で、同じ印面が存在する。
●安価なため、作りが簡易であり、印影が変わってしまう。
●朱肉でなく、インクのため退色により、長期保存に向かない。
と言われている。
でも、印鑑でも、同じ印面は存在するし、最近では、多種多様なデザインのシャチハタもある。
造りもしっかりしてきているし、また、安価なため、摩耗する前に頻繁に買い換えることも可能だろう。
朱肉は、一般的に、水に浸しても溶け出さず、にじみもない。褪色にも強いので、長期保存に適している。
インクは、朱肉にようにはいかないと言われていたのは、一昔前であり、
今は、染料インクから顔料インクに変わったから、色あせがなく、朱肉と遜色がないところまで来ている。
この状況で、シャチハタはまだ印としてダメなのだろうか。